Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ポエム

 さてさて、早いものでエッセイ教室も、折り返し地点にさしかかりました。
 今回のお題は『詩』。実は前回、先生が次のお題を何にするか皆に聞いたので、ちょっと面白いかなぁと思い、軽い気持ちで希望しました。が、はっきり言って詩をなめてましたね。
 エッセイより文字数は少ないので、余裕をかましていましたが、まったく筆が進みませんでしたよ。仕方がないので、自分の記憶の中からネタになりそうなものを引っ張り出して、それをもとに創作しました。でも時間が経てば経つほどに、こっぱずかしいモノを書いたなぁと反省。
 女性陣からもブーイングがw まぁ創作物ですから……

 以下、提出作品

   貝合わせ
                                 
朝食に出されたシジミ汁
椀の中でひたひたと汁につかり
ぱっくりと口を開くその姿は
まるで笑っているかのよう
わたしはふと思い出す、あなたのことを
あなたは今も笑っているだろうか


肩をよせたあの日
わずか数センチの距離が、とてつもなく遠く感じた
かき集めた勇気は、砂にしみて消えさったのか
動くことすらかなわない
まるで浜に打ち上げられた貝のよう
ただ眺めていることしかできないわたしを
あなたは笑っただろうか


あなたは何も言わず、髪をかきあげた
細く小さな指で髪を耳にかけ、横顔を見せると
赤子のような頬をのぞかせる
その瞳は静かに動きを止め、地面を見つめていた
何かを待つように
そしてわたしたちは、唇をかさねた


対になった貝合わせの貝殻のように
互いが互いの半身であると信じた時間
しかしそれは、ひと時のまぼろし
本当はわかっていた、対の貝ではないことを
見ないようにしていた小さな隙間
無理に合わせようとしても、貝は大きくずれてゆく
薄れてゆく思い、忘れてゆく柔らかな唇
だが、けっして消え去ることはない
わたしの心に焼きついた、愛らしい笑顔
そう、あなたの笑顔


時がたち、わたしの傍らには別の貝殻があり
そしてあなたの傍らにもまた別の貝殻がある
たとえ近くにいても、もう互いに合わさることはない
ただわたしは、あの笑顔が続く日々を想うだけ
あなたは今も笑っているだろうか
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

ひろまろん

Author:ひろまろん
音楽と文学をこよなく愛してます。
このふたつには、通ずるとこがあるよ!

最近の記事

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。