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ブラスバンドについて思う

 昨年の秋から参加させていただいていた、OHBの演奏会が終了しました。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございます。終演後、幹部のお話では、OHBはしばらく演奏会を開催せず、練習のみとなるようです。致し方なきことかなと思います。
 迷いに迷ったあげく、清水の舞台から飛び降りるつもりで参加したブラスバンドの世界。蓋を開けてみると、ひどいものでした。
 ブラスバンドは金管と打楽器で音楽を表現するので、技術的にとても難しいところがあります。しかし日常の合奏で問題になるのは、ブラスバンド云々以前の問題。楽器の基本的な奏法や、音楽の基本的なことが、ほとんど理解されていない状態。いえ、そこにすら達してない場面もチラホラ。仕事の余暇に皆で楽しく合奏する、それを否定する気は毛頭ありません。それも音楽の楽しみであるし、社会において必要とされる形態ですから。しかし、海外のコンテストを受けるとなると、話は違ってきます。
 ひとりひとりが曲に対して音楽的なアプローチを、様々な角度からおこない、それに必要な技術を身につけるべく研鑽してゆく。もちろん日常生活に支障をきたさない範囲で。パートで示し合わせることも重要ですし、パートの垣根を越えた音楽作りも、もちろん必要でしょう。
 OHBではあまりパート練習をされていなかったので、今回バリトン・ユーフォパートで練習を始めました。個性的な四人ですし、日程の都合もつかなかったので回数は少なかったのですが、次につながる方向性は見つけられたように思います。またフリューゲル・テナーホーンの魅力的なメンバーと、トリオで音楽作りも始めました。
 結果、海外のコンテストは見送りになりましたが、ブラスバンドに参加したことで、かけがえのない仲間に出会えたことは、自分にとって財産となったように思います。

 音楽を作っていく上で、もうひとつ問題になるのがメンバー不足という問題。もっと突っこんで発言するならば、ブラスバンドは人材不足だということ。今回の演奏会は、ほとんどエキストラでした。エキストラの皆さまのご尽力がなければ、演奏会を開催することは出来ませんでした。それはメンバーとして、とても感謝しています。
 ただ、あえて心を鬼にして客観的な意見を言うならば、吹奏楽の世界でエキストラとして参加していた自分にとって、信じられないことが多々ありました。エキストラで参加する場合、与えられた曲を吹けるというのは、あたりまえというか、常識というか、そんなことをわざわざ書いている自分にも疑問ですが、どうやらそれが普通じゃないようです。
 また楽団としても、長期にわたって練習に拘束したり、片付けを手伝っていただいたりなど「えっ!?」ということが多かったように思います。あきらかに甘えなんですが、本当に人がいないんだなと。
 大変、失礼なことを書いたこと、ご容赦ください。ただ本当に驚いたんです。
 良心的なエキストラの皆さんは、エキストラしかいないパートにもかかわらず、パート練習をおこない精度をあげて合奏にのぞんでおられました。本当に頭が下がります。
 さて、人材不足を解消するには、広くブラスバンドの良さを知っていただく必要があると思います。ブラスバンドの濃いエッセンスをガンガンに煮詰めて、コアな演奏をする方法もありますが、OHBにそれは向いていないように感じました。理由としては、指揮者の色があげられます。
 今OHBでコアな演奏をしているのは、ほぼコルネットのみといった感じで、他のメンバーは思いはありつつもシンプルに演奏されているか、自己流のよくわからない音楽をしているかです。それをまとめるのが指揮者であり、その色を考えると、木管や弦楽器あるいは音楽愛好家の人たちの耳に、素直に届く音楽が、方向性として向いているように思います。それはブラスの音楽ではないと否定する人もいますが、皆がひとつの方向に向かうより、多方面に向いているほうが、業界全体としては活性化するのではないでしょうか。コアな演奏をする団体、インターナショナルな演奏をする団体、流行歌を演奏する団体、気軽に楽器を楽しめる団体、様々な団体があれば、聞くにしても演奏に加わるにしても、自分にあった団体を選べるでしょう。
 多種多様な色を発し、クリスマスのイルミネーションのように、ブラスバンドが人の心を引きつけれたらと思います。
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